バーベキュー用の着火剤を手作りする方法

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こんにちは!

北越金型WEB担当のこばです。

さて、本日のコラムは『バーベキュー用の着火剤を手作りする方法』についてです。


新型コロナウイルスという社会情勢も相まって、バーベキューキャンプの需要が例年より明らかに高まっていますよね?

なぜなら、”3密を回避するという至上命題”をクリアしながら息抜きできるからです。

YouTubeでのソロキャンプを始めとしたキャンプ動画がバズっていることも含めて、今年だけでなく、来年以降も継続的に需要が高い状態が続くだろうと個人的には予想しています。


そんな中、バーベキューに行くときの忘れ物って何があるだろうと考えていました。


バーベキューをすでに何回も経験している方は、恐らくそんなことはないのかもしれませんが、アウトドア初心者の方だけが集まったバーベキューの場合の一番やってしまいがちな忘れ物として、着火剤が挙げられるのではないでしょうか?




バーベキュー用の木炭に付属している場合は忘れようがないのですが、そうでない場合や、初心者なのに着火剤に頼ろうとせず現地の枯れ木等で賄おうとあえて持っていかない(一番ダメ。他の人に迷惑かけます)場合、現地で地獄を見ることになります。(ライターやチャッカマンすら忘れたらもうどうしようもない)


今は、個人での情報発信が簡単にできる時代です。

インターネットの世界にはバーベキューに持っていくものリストを親切丁寧にリストアップしてくれている方がたくさんいますので、それらを見れば、恐らく忘れる心配はないかなとも思うのですが、万が一忘れてしまったという時の為に、今回は、着火剤を手作りする方法に関して記事にしていきたいと思います。


この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。



バーベキュー用の着火剤を手作りする方法

タイトルでは”手作り”と謳っていますが、拾ってくるだけで着火剤代わりになるものもあります。


今回は、全てをまとめて紹介していきたいと思います。


と、その前に、手作りの着火剤を最大限に活用するために、薪や炭の組み方をマスターしておきましょう。

正直、市販の着火剤があればそこまで意識しなくても火がついてしまうのですが、手作りの着火剤の場合、上手いこといかない可能性もありますので、最大限できることは事前にやっておきたいところです。

上手く着火させるための基本

・煙突効果を意識する

キャンプファイヤーを想像してみてください。



真ん中が空いてないですか?

あれは空気の通り道を作り、よく火が燃え上がるように組み上げているんです。


これは、バーベキューの炭でも同じことが言えます。

火は酸素を燃焼させることで燃え上がるのは、小学生の時に習った通り(中学生だったか?)です。

闇雲に炭を置くのではなく、ちゃんと空気の通り道を作るように炭を積み上げましょう。

その際、煙突効果を意識して炭を積み上げると、市販の着火剤を使わなくても炭に着火できるはずです。


煙突効果を得るには、その名の通り真ん中を空洞にするように炭を組み上げていきます。

真ん中を空けることで、そこが空気の通り道=火の通り道になるので、効率よく炭に火を付けることができます。

炭に着火する際は、網を乗せる高さより炭自体が高くても、炭に着火した後でいくらでも調整できるので、とにかく一番火が付きやすい(煙突効果を意識した)形を目指して炭を組み上げてみてください。



・最初から風を送らない

初心者がやってしまいがちな間違いとして、着火剤に火をつけて間もないのに風を送ってしまうこと。

最初は炭に火が付かないとどうしようもないので、それ以前にうちわ等で風を送ってしまうと、付く火も付きません。

なので、最初はとにかく辛抱強く待ちましょう。

簡単に着火剤代わりになるもの

それでは、上手く着火させるための基本がわかったところで、簡単に着火剤代わりになるものをご紹介していきましょう。

松ぼっくり

ただ拾うだけの超簡単な着火剤です(笑)

バーベキューで現地調達というと、小枝や枯れ木を拾ってきてしまいがちですが、あんまりお勧めできません…

大量に落ちてそうで落ちてないし、何より松ぼっくりよりも大量に集めてこなければならず、時間も掛かります。

一方、松ぼっくりなら10個程度あれば着火剤代わりとして十分に機能するレベルになります。
当然、松が生えている且つ、松ぼっくりが落ちて枯れていないとあまり使えませんが、現場で拾える物の中ではかなり優秀な部類になります。

運悪く着火剤の存在を忘れていた!という時には、とても頼りになる存在です。

積み上げる際の注意点ですが、松ぼっくり単独で積み上げるのは難しいので、炭の間に松ぼっくりを潜ませる感じで2,3個ずつ置いていくのがいいかと思います。

火の着き具合を確認しつつ、松ぼっくりを途中で追加していくというのがいいかもしれませんね。

真ん中を空けて積み上げた炭の隙間に松ぼっくりを潜ませていくわけですが、その際も真ん中は埋めずに空気の通り道を残すということを意識しておきましょう。


身近な物が着火剤に

現地調達という訳にはいきませんが、バーベキューに行く際の持ち物にはほぼほぼ入っているであろう物の中から、使えるものをピックアップしていきます。

新聞紙

着火剤は(存在に気が付かず)持ってこなかったけど、新聞紙だけは持ってきたというパターンもあるかと思います。むしろ、新聞紙さえあれば着火剤なんていらんでしょ?みたいな考えで、着火剤をあえて用意せず、新聞紙のみで炭に着火しようと思っている人もいるのかもしれません。
#何かと便利な新聞紙

そういう時、ただただ新聞紙を炭の中に突っ込んで火をつけようとしていませんか?(誰しもが一度はやったことがあるでしょう)

それでは炭に火が着くまでに時間が掛かって仕方ありません。(私もこの方法を知るまで突っ込んでました…)
もしかしたら、持ってきた新聞紙で炭に着火できない…といったトラブルに見舞われる可能性も…


そういったことにならないためにも、なるべく短時間で火をつけるためにも、以下の方法を知っておいて頂ければと思います。

新聞紙を薪のように棒状に成型

新聞紙を数枚重ねた状態で、20cm各くらいになるように切ります
             ↓

それを棒状(筒状)に丸めます。これを20本ほど作ります。こんな感じ↓

出典:BBQ JAPAN


             ↓

棒状の新聞紙をキャンプファイヤーのように、組み上げていきます(真ん中は空洞の状態)

出典:BBQ JAPAN


             ↓

組み上げた新聞紙の周りに炭を置いていきます(新聞紙キャンプファイヤーが崩れないように気を付けて)

出典:BBQ JAPAN


             ↓

火種を新聞紙キャンプファイヤーの真ん中に投入します(チャッカマンで新聞紙に直接着火しても問題ありません)

出典:BBQ JAPAN


             ↓

あとは、ほったらかしておくだけで炭に火が付きます

準備に若干手間が掛かりますが、一度火をつけてしまえば、あとは放置プレイできるので、割とお勧めな方法です。

割りばし

先ほどの新聞紙同様、キャンプファイヤーのように組み上げていき、周りを炭で囲っていきます。

割りばしの長さがバーベキューコンロに見合わない場合は、できれば半分に折った状態のものを組み上げていくのが良いでしょう。

ただし、食べるときに使用する割りばしまで使わないようにしてくださいね。
#得意げにやった後に気づく絶望感


ポテチ
出典:livejapan.com

おやつに食べようと、こっそりポテチを持ってきていたそこのあなた!

有能です!

ポテチも着火剤代わりになってくれる優れものなんです。

ジャガイモを油で揚げているので、当然と言えば当然なんですけど意外と気づかないものなんですよね。

着火剤がないと言ってみんなが嘆いていたら、得意げに差し出して言ってやりましょう。


牛乳パック

もし飲み終わった牛乳パックを洗って乾かすという習慣がご自分のご家庭にあるのであれば、ぜひともバーベキューに何枚か持っていきましょう。

なぜなら、着火剤代わりになるのは当然の事(厚手なので、着火剤としては新聞紙よりも有能です)、簡易的な皿や使い捨てのまな板としても活躍してくれるからです。

牛乳パックの内側を触ってもらうと、明らかに何らかでコーティングされているのが分かりますよね?
これは、パラフィンワックスという石油原料の素材で加工されているからなんです。

石油由来なので、よく燃えますし、厚手なので長く燃え、包丁にも耐えられます。

ミカンの皮(番外)

意外にも、ミカンの皮も着火剤代わりになります。

ただし、しっかり乾燥していないと使えないため、その場でミカンを食べてその皮で…という訳にはいかないようです。

言っちゃ悪いですが、イロモノ的な立ち位置になりますね。

まとめ

ということで、着火剤の代わりになるものをいくつかご紹介させて頂きました。

本家の着火剤が一番優秀なのは間違いないのですが、あえて着火剤を使わず、身近にあるもので炭に着火するということに挑戦してみるのも、いざという時のためにいいかもしれませんね。