こんにちは!
有限会社 北越金型WEB担当のこばです。
今回は、弊社で今開発中の商品をチラッと教えちゃいます!
え、興味ないって?
そんなこと言わずに覗いていってください。
今回も自信作になりそうな予感です。
開発中の新商品とは?
タイトルにしちゃってるので、バレバレですね。
今回開発している商品というのが、弊社が得意なステンレス製の極厚プレートになります!
今年はコロナの影響もあってか、密になりにくいという理由でバーベキューやキャンプに出掛ける人がとても増えているそうです。
それに伴って、キャンプ・バーベキュー関連道具の需要も高まっています。
そんな中、最近注目を集めているのが極厚鉄板です。
焚火台やバーベキューコンロの上に直接置いて、主に肉を焼くことができる調理器具なんですが、今、芸能人やYouTubeの影響で、ソロキャンプ、バーベキューブームが来ているのは皆さんもご存じでしょう。
その動画内では極厚鉄板も出てきて、徐々に今ブームになりつつあるのはご存じでしょうか?
では、なぜステンレス製なのか?
それをこれからご説明していきましょう。
なぜステンレスなのか?
もちろん、ステンレスが得意ということもありますが、鉄と比べて圧倒的なメリットがあるからなんです!
逆にデメリットもあるにはあるんですが、それを補える方法がありますので、今回この商品を開発するに至ったという訳です。
では、鉄とステンレス双方のメリット、デメリットを具体的に比較していきたいと思います。
鉄とステンレスの違い
・熱伝導率 ⇒ 鉄の方が高い
・蓄熱性 ⇒ ステンレスの方が高い(熱伝導率が低い分、熱を維持できる)
・メンテナンス ⇒ ステンレスの方が圧倒的に楽(←ここ重要!)
・価格 ⇒ 鉄の方が安価
では、具体的に見ていきましょう。
まず、熱伝導率ですが、これは完全に鉄に軍配が上がります。
ですが、その分蓄熱性が高いため、屋外のバーベキューやキャンプで、より活躍するのはステンレスの方かと思います。
一度熱くなってしまえば、例え炭火が弱まって来ようとも、持ち前の蓄熱性でしばらくは調理に困りません。(もちろん、鉄もそれなりに蓄熱性は持っています)
次にメンテナンスですが、極厚鉄板に限らず、ダッチオーブンをお持ちの方はよくご存じでしょう。(ステンレス製のダッチオーブンも出てきてますが)
鉄製の調理器具のメンテナンスは、一言で言うと面倒くさいです。。
当然、その作業自体が好きという方もおられるとは思いますが、時間が掛かってしまうのは間違いないありません。
かといってメンテナンスをやらないと、簡単に錆びてしまうので、怠る訳にもいきません。
一方のステンレス。
皆さんご存じの通り、滅多に錆びません。食器用洗剤も使えます!
使用後はお皿と同じように洗って水分をふき取って保管するだけです。
油を塗る、新聞紙等で包む必要はありません。
ここは圧倒的なメリットです。
そして最後、価格面ですが、これはステンレスの方がどうしても高くなってしまうのは、原材料の関係上仕方がありません。
実際に弊社以外が製造しているステンレス製の調理用プレートもあるにはあるのですが、調べてみるとやはり高いのが現状です。。
ですが、弊社では併設された工場からの直販という販売方法を採ることが可能なので、中間コストを取っ払って消費者の方にご提供することが可能になりました。
その分、お安くご提供できると思います。
開発中の製品画像を公開します
もうそろそろ販売できるところまで来ている製品の画像をこのページをご覧の方だけにお見せしたいと思います。
使用しているときの感じをより分かって頂くために、今回は市販のソロキャンプ用の焚火台に乗せて撮影してみました。
油こぼれ防止の溝ももちろん加工済でございます。
気づかれた方がいるかもしれませんが、弊社の製品には取っ手を引っ掛ける用の穴がございません。
取っ手自体は同梱させて頂く予定にしておりますので、穴に引っ掛けるのではなく取っ手の形状をプレートに合うように設計し、そのままプレートを持ち上げられるようにしております。
なぜ、穴をなくしたのかといいますと、焼いた肉から出た油が穴を伝って下に落ちてしまうというユーザーの声が、市販の極厚鉄板にはあったからです。
逆に穴から油が落ちるので良い(ヘルシー?)というユーザーの声もありましたが、私どもは穴を空けない選択を致しました。
まとめ
ということで、今回は近日中に発売予定のステンレス製調理用極厚プレートのご紹介でした。
どこかのタイミングで、実際に肉を焼いてみた様子をホームページとYouTubeの方にアップできたらと考えていますので、その際はまたご覧頂けましたら幸いです。
ちなみにプレートの厚さは6ミリを予定しております。
(後々は、厚さのオーダーカット製造にも対応できたらと考えております)
弊社の製品が、お客様のお気に入りとなることを願っております。