皆さま、こんにちは!
北越金型WEB担当のこばです。
今回は、トランギア社の代表的なアイテムの一つである、ストームクッカーを取り上げてみました。
だいぶ一方的にお世話になってますからねー
まあ、最近までストームクッカーの語源を知らなかったんですけどね。。。(笑)
もしまだ知らない方がいたら、私と一緒に一つ賢くなりましょう!
ストームクッカーとは?
なぜストームクッカーなのかと言いますと、”嵐の中でも調理ができるギア”ということで名付けられたみたいですね。
この丸いフォルムの風防兼五徳が風を受け流すので、軽量であるアルミでありながらも、ある程度の風に耐えることができ、風防内の炎が風の影響をほとんど受けずに調理をすることができるんです。
五徳も数種類の大きさに対応できるようになっており、本当に考えられているなーと感服するばかりです。
アウトドアギアの肝とも言えるスタッキングに関しても言う事なし!
まさに計算し尽されていて、さすがロングセラー商品といったところですね。
ストームクッカーでアヒージョするならこれ!!
という事で話題は変わりますが、ストームクッカーに付属しているフライパン、適度な深さがあってめちゃくちゃアヒージョに向いてません?
何をいまさらって声が聞こえてきそうですが、聞かないことにします(笑)
まあ、敢えて言うとするなら多少大きいかなって気もしますが、3人分くらいのアヒージョを作る場合、これほど丁度いい感じのフライパンって無い気がするんですよねー。
そんなこんなで現役料理人でもある私がおススメするアヒージョ食材の組み合わせをご紹介したいと思います。
なお、巷で擦り倒されているカマンベールやトマトなどの華やか系食材は敢えて抜いておりますのでご安心下さいませ。
おススメなアヒージョ食材組み合わせ
まずは、アヒージョの共通する部分のレシピからご紹介していきたいと思います。
とは言え、既に何回かアヒージョを作ったことがある方ですと、ご自身の好みに合ったレシピを持っているかと思いますので、そちらのレシピで作られた方が良いのかなと思います。
■材料(1~2人前)
ピュアオリーブオイル 160㏄
アンチョビペースト 約5cm
※アンチョビフィレ2枚でも可
ニンニクみじん切り 2かけ分
(食材に)塩 少々
※元々塩味が強めの食材には必要なし
・赤エビとムール貝
これは実際に私がいたお店で出していたメニューになります。
ポイントは赤エビの殻を事前に剥いて背ワタも取り出しておくこと。
背ワタを取り出す過程で背を開くことになりますので、火を通したときに自然とソレっぽい形になってくれます。
食べにくいですが、頭と尻尾は取らずに残しておくと華やかに見えます!頭はみそもありますしね。
ムール貝の黒が赤エビを映えさせるんですよねー
赤エビですが、8割程度火が通れば食べれますので、身が柔らかい内にぜひどうぞ!
あ、ムール貝は生でも冷凍モノでもどちらでも構いません。
・しらすとグリーンアスパラ
これは弊社のYouTubeチャンネルにも動画を上げておりますが、マジでうまいやつです!
しらすってパンに合うの?って思うかもしれませんが、めちゃ合います!(笑)
アスパラの切り方はお好みですが、パンに乗せて食べるのであれば、斜めに多少の厚みをつけてスライスでいいかと思います。
・鶏もも肉と九条ネギ
鶏もも肉は塩・ブラックペッパーを振って両面を予め焼き付けておきます。特に皮面の方は出来ればパリッとするまで焼きます。その後、一口大の賽の目にカットします。(鶏ももが面倒であれば、業務スーパー等に置いてあるスモーク鴨でも大丈夫です。これであれば焼き付けは必要ありません)
九条ネギはよく見る斜め切りでいいかと思いますが、あまり大きめにしてしまうと、食べる際に火傷する可能性が出てきますので、適度な大きさにして下さい。(九条ネギが近所になければ長ネギで問題ありません)
・カブとレンコン
カブは8等分もしくは12等分、レンコンは乱切りにします。
これらの食材に関しては、この2種類でアヒージョをするというよりは、エビやらブロッコリーやら他に彩りのあるものでアヒージョを作る際に、他の食材を邪魔しない、この食材たちのポテンシャルが元来高い、白色が一点入ると映えるという三点から、入れることをおススメするものです。
ただ、上記のしらすとグリーンアスパラのように、他の食材が小さい場合は火の通るタイミングが違ったり、食べにくかったりして相性が良くないので、上記のエビやブロッコリーのように同じような大きさの食材と合わせるのがベストです。
・番外編 赤イカ
もし新鮮なものを手に入れる機会があったら、ぜひアヒージョにして頂きたい食材があります。赤イカです。
海の近くに行かないと難しいかもしれませんが、キャンプでなくてもバーベキューの機会があった際には、積極的に探してみて下さい。
旨味、甘みが強く、どんな調理法を用いてもおいしくなってくれる優秀なやつです!
なので、素材の味を活かせるアヒージョにピッタリだという訳ですね。
文字通り、体が赤いものが鮮度が良い証拠です(鮮度が落ちてくると徐々に白くなっていきます)。
もし、スルメイカと赤イカの両方があった場合は、迷わず赤イカを選ぶ事をおススメ致します!
番外編も含めてアヒージョにおススメの食材の組み合わせをご紹介してきました。
正直、個人的な感情が入っていないとも言い切れませんので、その点が心配ではございますが、これは!というものがありましたら、この記事を書いた甲斐があったというものでございます!
ストームクッカー付属のフライパンは完全アウトドアでの使用を目的としている為、軽さ重視で作られております。とは言え耐久性にも優れており、アルミ製の為、熱伝導率にも優れております。
結構、非の打ち所がないアイテムに思えますが、一点だけ気になっている部分があったんです。
それが蓄熱性です。
大きさ的に一瞬で食べ終わる料理を作る訳でもないですし、かと言って、ずっと火をつけて保温しておくわけにもいきません。
熱伝導率の良さと蓄熱性の良さは、どうしても負の相関関係である為、仕方のない部分ではあります。
ですので、いっその事、その蓄熱性に特化したものを作ってみたらどうかと思い立ったのが新商品である深型グリルパンになります!!
素材はロックパンでお馴染み(?)の黒皮鉄。しかも板厚は3.2㎜ですので、蓄熱性に優れています。
大きさはストームクッカーにも使えるように18cmを選択。その為、持ち運び時のスタッキングもできるようになっています。
これでしたら、肉焼ける、パエリアもOK、アクアパッツァも大丈夫、そしてお好み焼きにピッタリの大きさ! もちろんアヒージョも長くあったかい状態を保つことができます。
今気づきましたが、保温性という意味ではチーズフォンデュなんかも良さそうですねー
専用のハンドルは、今現在開発中となっておりますが、本体であるこちらは既に販売を開始しております。(なのでハンドルは別売りですが、”やっとこ”で代用できます)
今までありそうでなかったタイプのフライパン且つ、ストームクッカーに完全スタッキングできるという事で、ストームクッカー持ちでありアヒージョを筆頭とした上記の料理をよく作るという方にはもってこいのアイテムではないかなと思っております。
もちろん、自宅で使用する場合においてもIHに対応しておりますので、利便性は抜群です。
こちらの[深型グリルパン 18cm]は以下のネットショップにて販売を開始しておりますので、気になった方は、画像をクリックして頂ければ各販売ページに飛ぶことができます。