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【コラム】バーベキュー用の着火剤を手作りする方法

こんにちは!

北越金型WEB担当のこばです。

さて、本日のコラムは『バーベキュー用の着火剤を手作りする方法』についてです。


新型コロナウイルスという社会情勢も相まって、バーベキューキャンプの需要が例年より明らかに高まっていますよね?

なぜなら、”3密を回避するという至上命題”をクリアしながら息抜きできるからです。

YouTubeでのソロキャンプを始めとしたキャンプ動画がバズっていることも含めて、今年だけでなく、来年以降も継続的に需要が高い状態が続くだろうと個人的には予想しています。


そんな中、バーベキューに行くときの忘れ物って何があるだろうと考えていました。


バーベキューをすでに何回も経験している方は、恐らくそんなことはないのかもしれませんが、アウトドア初心者の方だけが集まったバーベキューの場合の一番やってしまいがちな忘れ物として、着火剤が挙げられるのではないでしょうか?




バーベキュー用の木炭に付属している場合は忘れようがないのですが、そうでない場合や、初心者なのに着火剤に頼ろうとせず現地の枯れ木等で賄おうとあえて持っていかない(一番ダメ。他の人に迷惑かけます)場合、現地で地獄を見ることになります。(ライターやチャッカマンすら忘れたらもうどうしようもない)


今は、個人での情報発信が簡単にできる時代です。

インターネットの世界にはバーベキューに持っていくものリストを親切丁寧にリストアップしてくれている方がたくさんいますので、それらを見れば、恐らく忘れる心配はないかなとも思うのですが、万が一忘れてしまったという時の為に、今回は、着火剤を手作りする方法に関して記事にしていきたいと思います。


この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。



バーベキュー用の着火剤を手作りする方法

タイトルでは”手作り”と謳っていますが、拾ってくるだけで着火剤代わりになるものもあります。


今回は、全てをまとめて紹介していきたいと思います。


と、その前に、手作りの着火剤を最大限に活用するために、薪や炭の組み方をマスターしておきましょう。

正直、市販の着火剤があればそこまで意識しなくても火がついてしまうのですが、手作りの着火剤の場合、上手いこといかない可能性もありますので、最大限できることは事前にやっておきたいところです。

上手く着火させるための基本

・煙突効果を意識する

キャンプファイヤーを想像してみてください。



真ん中が空いてないですか?

あれは空気の通り道を作り、よく火が燃え上がるように組み上げているんです。


これは、バーベキューの炭でも同じことが言えます。

火は酸素を燃焼させることで燃え上がるのは、小学生の時に習った通り(中学生だったか?)です。

闇雲に炭を置くのではなく、ちゃんと空気の通り道を作るように炭を積み上げましょう。

その際、煙突効果を意識して炭を積み上げると、市販の着火剤を使わなくても炭に着火できるはずです。


煙突効果を得るには、その名の通り真ん中を空洞にするように炭を組み上げていきます。

真ん中を空けることで、そこが空気の通り道=火の通り道になるので、効率よく炭に火を付けることができます。

炭に着火する際は、網を乗せる高さより炭自体が高くても、炭に着火した後でいくらでも調整できるので、とにかく一番火が付きやすい(煙突効果を意識した)形を目指して炭を組み上げてみてください。



・最初から風を送らない

初心者がやってしまいがちな間違いとして、着火剤に火をつけて間もないのに風を送ってしまうこと。

最初は炭に火が付かないとどうしようもないので、それ以前にうちわ等で風を送ってしまうと、付く火も付きません。

なので、最初はとにかく辛抱強く待ちましょう

簡単に着火剤代わりになるもの

それでは、上手く着火させるための基本がわかったところで、簡単に着火剤代わりになるものをご紹介していきましょう。

松ぼっくり

ただ拾うだけの超簡単な着火剤です(笑)

バーベキューで現地調達というと、小枝や枯れ木を拾ってきてしまいがちですが、あんまりお勧めできません…

大量に落ちてそうで落ちてないし、何より松ぼっくりよりも大量に集めてこなければならず、時間も掛かります。

一方、松ぼっくりなら10個程度あれば着火剤代わりとして十分に機能するレベルになります。
当然、松が生えている且つ、松ぼっくりが落ちて枯れていないとあまり使えませんが、現場で拾える物の中ではかなり優秀な部類になります。

運悪く着火剤の存在を忘れていた!という時には、とても頼りになる存在です。

積み上げる際の注意点ですが、松ぼっくり単独で積み上げるのは難しいので、炭の間に松ぼっくりを潜ませる感じで2,3個ずつ置いていくのがいいかと思います。

火の着き具合を確認しつつ、松ぼっくりを途中で追加していくというのがいいかもしれませんね。

真ん中を空けて積み上げた炭の隙間に松ぼっくりを潜ませていくわけですが、その際も真ん中は埋めずに空気の通り道を残すということを意識しておきましょう。


身近な物が着火剤に

現地調達という訳にはいきませんが、バーベキューに行く際の持ち物にはほぼほぼ入っているであろう物の中から、使えるものをピックアップしていきます。

新聞紙

着火剤は(存在に気が付かず)持ってこなかったけど、新聞紙だけは持ってきたというパターンもあるかと思います。むしろ、新聞紙さえあれば着火剤なんていらんでしょ?みたいな考えで、着火剤をあえて用意せず、新聞紙のみで炭に着火しようと思っている人もいるのかもしれません。
#何かと便利な新聞紙

そういう時、ただただ新聞紙を炭の中に突っ込んで火をつけようとしていませんか?(誰しもが一度はやったことがあるでしょう)

それでは炭に火が着くまでに時間が掛かって仕方ありません。(私もこの方法を知るまで突っ込んでました…)
もしかしたら、持ってきた新聞紙で炭に着火できない…といったトラブルに見舞われる可能性も…


そういったことにならないためにも、なるべく短時間で火をつけるためにも、以下の方法を知っておいて頂ければと思います。

新聞紙を薪のように棒状に成型

新聞紙を数枚重ねた状態で、20cm各くらいになるように切ります
             ↓

それを棒状(筒状)に丸めます。これを20本ほど作ります。こんな感じ↓

出典:BBQ JAPAN


             ↓

棒状の新聞紙をキャンプファイヤーのように、組み上げていきます(真ん中は空洞の状態

出典:BBQ JAPAN


             ↓

組み上げた新聞紙の周りに炭を置いていきます(新聞紙キャンプファイヤーが崩れないように気を付けて)

出典:BBQ JAPAN


             ↓

火種を新聞紙キャンプファイヤーの真ん中に投入します(チャッカマンで新聞紙に直接着火しても問題ありません)

出典:BBQ JAPAN


             ↓

あとは、ほったらかしておくだけで炭に火が付きます

準備に若干手間が掛かりますが、一度火をつけてしまえば、あとは放置プレイできるので、割とお勧めな方法です。

割り箸

先ほどの新聞紙同様、キャンプファイヤーのように組み上げていき、周りを炭で囲っていきます。

割りばしの長さがバーベキューコンロに見合わない場合は、できれば半分に折った状態のものを組み上げていくのが良いでしょう。

ただし、調子に乗りすぎて食べるときに使用する割り箸まで使わないようにしてくださいね。
#得意げにやった後に気づく絶望感


ポテチ
出典:livejapan.com

おやつに食べようと、こっそりポテチを持ってきていたそこのあなた!

有能です!

ポテチも着火剤代わりになってくれる優れものなんです。

ジャガイモを油で揚げているので、当然と言えば当然なんですけど意外と気づかないものなんですよね。

着火剤がないと言ってみんなが嘆いていたら、得意げに差し出して言ってやりましょう。


牛乳パック

もし飲み終わった牛乳パックを洗って乾かすという習慣がご自分のご家庭にあるのであれば、ぜひともバーベキューに何枚か持っていきましょう。

なぜなら、着火剤代わりになるのは当然の事(厚手なので、着火剤としては新聞紙よりも有能です)、簡易的な皿や使い捨てのまな板としても活躍してくれるからです。

牛乳パックの内側を触ってもらうと、明らかに何らかでコーティングされているのが分かりますよね?
これは、パラフィンワックスという石油原料の素材で加工されているからなんです。

石油由来なので、よく燃えますし、厚手なので長く燃え、包丁にも耐えられます。

ミカンの皮(番外)

意外にも、ミカンの皮も着火剤代わりになります。

ただし、しっかり乾燥していないと使えないため、その場でミカンを食べてその皮で…という訳にはいかないようです。

言っちゃ悪いですが、イロモノ的な立ち位置になりますね。

まとめ

ということで、着火剤の代わりになるものをいくつかご紹介させて頂きました。

本家の着火剤が一番優秀なのは間違いないのですが、あえて着火剤を使わず、身近にあるもので炭に着火するということに挑戦してみるのも、いざという時のためにいいかもしれませんね。

【コラム】バーベキューの煙で目が痛い! なぜ?

こんにちは!
北越金型WEB担当のこばです。

ようやく酷暑も峠を過ぎ、朝晩はもちろん、昼間もだいぶ過ごしやすくなってきました。

調子に乗って、薄着で就寝して風邪を引くことのないようにしたいですね。

夏の暑さが過ぎ去りつつあるということで、これからは行楽シーズンですね!

シルバーウィークも間もなくです!(お仕事の方も多くいらっしゃると思いますが…)



そこで、また盛り上がってくるのがバーベキューです!!




5月、6月にバーベキューを楽しんだ人もさすがに夏場は行けなかったと思います。

8月のバーベキューなんて、暑さはもちろんのこと、蚊の大量発生も相まって、ある意味修行です…


それでも楽しいからやっちゃうんですけどね笑

私もこの前、バーベキュースキルを磨くために一人バーベキューをやりましたが(ちょっと寂しい…)、蚊に30か所以上刺されました…

バーベキューの煙で目が痛いのはなぜなのか?

苦労自慢で私の承認欲求が満たされたところで本題に入っていきましょう!
#絶対いらなかった

5月、6月に引き続き、3密回避の救世主ということで、また活発になるであろう全国のバーベキュー活動を見越して、タイトルにもあるバーベキューの素朴な疑問の答えを探っていきたいと思います。


なぜ煙が出るの?

煙で目が痛くなる現象を解明する前に、なぜ物質を燃やすと煙が出るのかを説明した方が流れが綺麗かなと思いましたので、軽く解説しますね。

原因はずばり ”水分”

物質の中に含まれていた水分が蒸発するからなんですね。

炭を燃やしても煙がほとんど出ないのはその為です。
炭は水分を極限まで抜いてますからね。

安価な木炭はそれでも少し煙が出ることがあるのですが、水分を本当に極限まで抜いている備長炭は煙が出ません(ずっと放置していて、水分を吸ってしまっていた場合はその限りではありませんが…)。


備長炭同士を叩くことで生じる音を聞いても、どれだけ水分が抜かれているのかが分かりますね。(金属音に非常に近い音がします。非常に心地いい音です

備長炭



水分だけで目が痛くなるの?

これは当然の疑問かと思います。

水分だけなら目に入っても痛くないはずですよね?

そうなんです。実は煙の成分って水分だけではないんです。

細かい微粒子(と言っていいのか分らんけど)が含まれているんです。

これが目に入ることで目が痛くなっていたってことなんです。

「え?そんなのが目に入りまくったらやばいじゃん!」ってなりますよね?

大丈夫なんです!恐らく…
#医者じゃないから断言はできないが

その異物を目から出すために涙があります!

皆さんも実感している通り、実は人間の体って相当優秀です。

くしゃみ、咳、吐き気…体内に入ってきた異物に対する反応速度が半端ないんですよ。



なので、煙が目に入って痛くなったとしても、涙さえ出ていればそれほど問題ないってことですね。恐らく。
#気になったら眼科にいきましょう

それでも嫌だって思う方は、火をつけ始めた火種のそばには行かないようにしましょう。

もしくは、下の回避方法を参考にされて下さい。

バーベキューで煙を出さない方法

上の方でも説明した通り、煙の原因は主に水分なので、煙を出さないようにするには、なるべく燃やそうと思っているもの(火種)に水分を与えない(含ませない)ことが重要です。

火種として、新聞紙を持参したり、現地に落ちている枯れ木を使う人が結構いますが、意外と水分を含んでいるものです。

枯れ木なんて、地面と接しているところからどんどん水分を吸収します。

雨が降った翌日なんて、水分含みまくりですよね?

さすがにそういう日の枯れ木を使う人はいないでしょうが。。

大丈夫だろうと思って火種に使ってしまうと、涙まみれの火起こしになってしまうことは確実です。

そんな火起こしにならないためにも、火種は現地調達ではなく、全て持参していきましょう。

何事もスマートにできた方が男はモテますから!!
#たぶん

バーベキューでスマートな火起こしに必要な物

着火剤

まずは着火剤でしょう!

これがあるだけで、だいぶ安心できる人もいるのではないでしょうか。

逆に忘れたりしてしまうと、火が起こせない。。。という人もいるのでは?

今は、様々なタイプの着火剤が登場しており、迷ってしまいますが、特に気にしないのであれば、上の画像みたいに段ボールを極限まで圧縮したようなタイプ(実際はおが屑ですけど)の着火剤を買えば問題ないと思います。

結構昔からあるタイプで、着火剤のプロトタイプとも言えるかもしれません。

それだけ長年に渡って愛されているということは、性能も申し分ないということだと思います。

着火剤の注意点

ついでですので、一つ着火剤に関する注意点を挙げておきますね。

着火剤は絶対に車内に放置しない!ということです。

これは、上で紹介したような段ボールを圧縮したようなタイプというよりも、最近よく使われるようになったジェル状タイプの着火剤に言えることなのですが、ジェル状タイプとは言え、中身は揮発性の高いアルコールです。



常温でも揮発してしまう中、真夏の車内のような40度、むしろ50度に迫る気温の中では言うまでもないでしょう。

というか、真夏でなくても十分危険です。


揮発していく中で空気中のアルコール濃度が濃くなれば、当然引火する確率も高くなります。


先日も、着火剤ではないですが、消臭用スプレーを車内で使用後に煙草に火をつけようとして、空気中のアルコールに引火したという事故がありました。

ガスバーナー

スマートに着火するなら、着火剤とセットで持っていた方が良いと個人的に思っている物がガスバーナーです。


チャッカマンでもいいんじゃね?って思われるかもしれませんが、スマートさが全然違います。

そして、非常に楽です!(笑)


チャッカマンよりも断然高価なのは言うまでもないですが、それを補って余りある費用対効果を発揮してくれることは間違いないと断言しておきます

ガスバーナーにも種類がいくつかあり、主にチャッカマンやライターのようにスイッチで着火できるタイプと、ガスのみを放出して別の火種に近づけて着火するタイプがあります。

利便性を考えれば当然スイッチ付きを購入した方がいいのですが、その分の価格が上乗せされていますので、そこはお財布との相談ですね。


ちなみに私は安さに目がくらみ、ガスのみ放出するタイプを購入しましたが、今となっては若干後悔しています。正直めんどくさいです。。。(笑)



種類の異なる炭(3種類)

個人的に絶対おすすめしたい物が、種類の異なる炭を3種類用意することです。


具体的に説明すると、

1.一般的なバーベキュー用の安価な木炭

2.オガ備長炭

3.備長炭

の3つです。


実は、3つとも同じ炭ではあるのですが、着火温度や持続時間、到達温度が全く異なります


皆さんもよくご存じの備長炭は、高温且つ、持続時間が長い分、着火温度が高いため、中々火が付きません。



一方、バーベキューで活躍する安価な木炭は、持続時間が短い分、備長炭に比べ格段に火が付きやすいのです。




オガ備長炭はマングローブなどのおが屑を圧縮して炭にしたもので、備長炭木炭の中間といった感じで、価格も持続時間に比例するように高くなっていきます。



バーベキュー(料理)にあまりこだわりがない人は木炭だけでいいのでは?と思うかもしれませんが、料理にこだわる人は炭にもこだわりたいのです!

当然、備長炭で焼いた食材の方がおいしいのは言うまでもありません。


さらにもう一つ言うと、木炭は火が付く際に特有の匂いを発しますが、オガ備長炭備長炭はほとんど匂いを発しません。

私は、木炭に火をつけるときに発する独特の匂いが好きではないので、できればオガ備長炭以上を使いたいと思っています。


3種類の炭を使う具体的な手順をご紹介すると、着火剤を使って木炭に火をつけるところまでは同じで、着火剤から木炭に火が付くくらいでオガ備長炭備長炭を投入します。


オガ備長炭の方が早く火が付くので、オガ備長炭の火が安定してきたタイミングでバーベキューをスタートするのがいいと思います。


そうこうしている内に備長炭の火も安定してきますので、そしたら本番のスタートです!


こうやって、3種類の炭を使い分けるところを見せつければ、バーベキューで一目置かれることは間違いないでしょう。

その分、若干変人扱いされるかもですが、称賛と受け取っておきましょう。




ということで、今回のコラムでは『バーベキューの煙で目が痛い! なぜ?』というテーマから、バーベキューでスマートに火をつけるには?という話題で締めさせていただきました。


これから11月にかけて最高のBBQシーズンに突入しますので、一度くらいは自然を楽しむことも兼ねて、BBQやキャンプに繰り出してみてはいかがでしょうか?

【コラム】BBQで皿が飛ばない方法

こんにちは!
北越金型WEB担当のこばです。

今回から、アウトドア関連のコラムを書いていこうと思います。
記念すべき第1回目は
【BBQで皿が飛ばない方法】です!

BBQで皿が飛ばない方法

バーベキュー
しまうままさんによる写真ACからの写真

何回かBBQに繰り出したことがある方なら大概経験されていることなのではないでしょうか?

”風が強すぎて紙皿が飛ばされまくる”という悲劇(一方では喜劇)を…

特に海の近くでのBBQをやったことのある方は、
経験されている方が多いかもしれませんね。

私ももれなく経験済です笑

例えば、そのBBQが合コンも兼ねていて、現場適応能力を見せつけて女の子に、できる男アピール!とかであればチャンスという認識になるかもしれませんが(←どんな妄想?)、大体の場合は食事や会話を邪魔する存在でしかありません。。


常に卓上の紙皿に気を配っていないといけないですからね…

ただ紙皿が飛ばされるだけならすぐに取りに走って紙皿を回収し、新しい紙皿を使えばいいのですが、飛ばされた拍子に皿の上のタレなどが服についてしまったら、折角の楽しいBBQのテンションもガタ落ちですよね。

その被害者が女性なら尚更です。わたくし男性のテンションもガタ落ちです…

更には、近くでBBQを楽しんでいた人達の所に紙皿が飛ばされてしまい、それが原因で万が一トラブルになったりしたら…

考えたくもありません。

そういった事態を防ぐためにも、今回のコラムでは風が強い日でも紙皿が飛ばない方法をご紹介していきたいと思います。

1.車で風をガードする

chappyさんによる写真ACからの写真 

まずは、初級編としてこちらを挙げておきたいと思います。

周りの広さに、ある程度余裕があることが条件となりますが、状況によっては、この対策だけで風の問題を解決できる場合もあります。


ただし、当然ながらデメリットもあります。
主なものとしては、


・車にほかの場所から飛んできた物が当たる可能性がある

・車が近すぎて、折角外でBBQをしているのになんか圧迫感を感じてしまう

・小さいお子さんがいた場合、車にいたずらをしてしまう可能性がある


などが挙げられるでしょうか。

2.卓上の物でガードする

続いてもガード系になります。

BBQで飲み物を用意しない人はいないと思います。
お子さんやお酒を飲まない、飲めない人のために、2Lペットボトルのソフトドリンクを用意することも多いことでしょう。

それを風ガードとして使いましょうということです。
ペットボトルでなくても、何かしら風に耐えられる物は持ってきているはずですからね。

これも大概の方が実践されているかと思いますが、初級編ということでご紹介しました。

3.紙皿の下に水滴をつける

続いては、”紙皿の底に水滴をつける”です。
これはもしかしたら知らない方もいたのではないでしょうか?

たったこれだけで紙皿が飛ばされなくなるんです。
ただし、強風は無理かもしれませんし、夏場はすぐ乾いてしまうので定期的な水やり(笑)が必要です。


テーブルが、水をはじく加工がされていない木製のテーブル(キャンプ場やBBQ会場に備え付けてあるタイプ)だった場合、この方法は使えない可能性がありますが、数滴の水を確保するだけで実践できるので、やらない手はないですよね?

BBQ芸人としてYouTubeチャンネルも持っている、たけだバーベキューさんもおすすめしている方法なので、使えること間違いなしです。

4.プレートを使う

この方法は当日どうこうできるという方法ではないのですが、一度買い揃えてしまえば、風が強い日でなくてもBBQの満足度が格段にアップすることは確実なので、ご紹介させて頂きます。

BBQ、アウトドアレジャーに興じる人口の増加によって、数年前からBBQ用品も充実してきましたよね。
ものによっては、一気に快適になる商品も。

個人的に、そのうちの一つに挙げてもいいと思っているのが、プレートです!

プレートと一言で言っても様々な種類がありますが、今回ご紹介したいのは2種類です。

ソトゼン

まず一つ目は”ソトゼン”。
その名の通り、外で使うこと”だけ”を考えたお膳なんです。

出典:https://blog.196km.com/10258/

まるで、コンロの五徳のような見た目ですが、紙皿を固定して使うことができる優れものです。土台は木(確か檜だったかと)で作られてます。

紙皿を二つ固定でき、プレート自体も1キロ強と軽いので、席の移動も楽ちんなんですよね。
ちなみに五徳のような紙皿を固定する物体は、プレートと磁石でくっ付いているため、取り外しも簡単です。

材質が檜のため、多少、値は張りますが(6500円(税抜))、持っていて損はない1枚かと思います。

気になった方はこちら!

ひのきのキャンプ用品専門店196

・ワンハンドトレー
Yahoo!ショッピングでワンハンドトレーと検索した結果

二つ目は片手で持って移動できるワンハンドトレーです。

先ほどのソトゼンとは違い、トレー自体が皿になっているタイプです。
気になる材質はプラスチックです。



複数のくぼみがあるため、野菜と肉を分けたり、ご飯系のものをいれておくスペースもあります。

もう一つありがたいのがドリンクホルダーがある点

紙コップだと、誰のものかが最終的に分からなくなってしまったり、それこそ風で飛ばされてしまうこともありますが、トレーのホルダーに入れておけば安心です。


プラスチック製なので、一見すると使い捨てかなと思いがちですが、洗って何回かは使えるようです

紙皿を置くタイプではないため、使ったら洗わなければいけないという手間が発生しますが、その分、経済的にも環境にも優しいですよね?



まとめ

ということで、今回はBBQで皿が飛ばない方法について記事にしてみました。


少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

最後に、少し弊社の製品の宣伝をさせて下さい。

弊社は、金型の設計・製造、様々な金属加工をメインの事業として今まで行ってまいりましたが、新たな挑戦ということで、今までの事業をメインとしながらも金属食器のデザイン・製造に取り組むことに致しました。

そのメインテーマの一つとして掲げているのが”アウトドア”です。

このご時世、様々なエンターテインメントが制限される中、フィジカルディスタンスの取りやすいBBQやキャンプに注目が集まっています。

残念なことに一部ではクラスターが発生してしまいましたが、それは三密の回避が徹底されていなかったからで、適度な距離を保ってマスク等も適宜着用すれば、感染リスクはかなり下げられると思っています。

何より、BBQやキャンプを楽しむことで、多く方が自粛ストレスを解消することができたのは間違いないわけです。

ウィルスと共存しながらの生活が、今後の新しい生活様式として定着していく可能性が高い中、益々BBQやキャンプといったアウトドアの需要は高まります。

そんな中、金属加工会社として何か社会に価値提供できないかと考えたときに、第一弾として思い立ったのが、金属製の食器だったんです。

弊社の開発したステンレスプレート -KUGAMI-(左)/-KAKUDA-(右)

BBQやキャンプで絶対購入するものの一つに紙皿があると思います。


BBQやキャンプを趣味にしている方やご家族の場合は、食器を持参する場合もあるでしょうが、たいていの場合、無難な紙皿に落ち着くと思います。

使ったら燃えるゴミとして捨てることができ、後片付けが楽になるのはいいのですが、紙の元となる木々が伐採され、環境破壊が進んでいる昨今、ずっとこのままでいいはずがないんですよね。

国連は2015年9月、SDGs(持続可能な開発目標)を採択しました。
貧困や飢餓、教育、医療など社会的基盤を2030年までに達成する目標として17項目掲げており、そのうちの13番目に環境に関する目標があります

『気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる』(外務省ホームページより引用)

No.13の目標は上記の通りになっており、緊急を要する課題となっています。

皆さまも近年の日本並びに世界での異常気象の報道を見聞きして、少なからず考えるところがあるのではないでしょうか?



もちろん、一企業がどうこうできる問題ではなく、弊社の働きかけが実際に効果のあるものなのかも分かりませんが、金属加工会社として、社会への提案、選択肢の提供くらいはできるのでは?と考え、今回の金属食器の開発に至りました。

人間は元来、怠け者(自分という生命を可能な限り長く活動させるために本能が働いている)であるため、便利なものに流れていくのは仕方がないことだと考えていますが、一方でそれをいつまでも良しとしない理性も持ち合わせている稀有な生き物です。

なんか、書いているうちに壮大な話になってしまいましたが、もう少しだけお付き合い下さい。

今こそ、便利という価値観から少し離れ、地球全体の環境に関して当事者意識を持ってみるのもいいのかもしれません。(すでに当事者意識を持たれ、行動されている方は素晴らしいです!)

今回提案する”ステンレスプレート -KUGAMI-/-KAKUDA-”は当然使い捨てではなく、何回も洗って使用することを想定した食器です。

毎回、洗う手間が発生してしまいますが、その分、風に強い、BBQやキャンプが今までに比べ、ラグジュアリーに見える←ここ重要です!笑)等、利点は沢山あります。

とは言え、まだ足りない部分も沢山あるかと思いますので、こんな金属製の食器があったらいいのに!といったリクエスト等もお問い合わせフォームからぜひお待ちしております。

”ステンレスプレート -KUGAMI-/-KAKUDA-”をはじめ、これから提案する製品を皆さまが手に取って頂けることを願いながら、コラムを終わりにしたいと思います。

長文にも関わらず最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました!

ステンレスプレート -KUGAMI-/-KAKUDA-は以下のショップで販売しております。

Yahoo!ショッピング

overnorth Yahoo!店



BASE

上記の画像がリンクになっていますので、クリックしてお進みください。

ラクマ

スマホからラクマアプリを開いて頂き、『KUGAMI』と商品検索欄に入力頂ければ、一番上に出てくるかと思います。

尚、弊社の近所に住まれている方でしたら直接のお取引(弊社に来社して頂いての受け取り←送料が掛からない)も可能ですので、お電話かお問い合わせフォームよりお申込みいただければと思います。