ラージメスティン対応のロックパン鋭意開発中

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みなさん、こんにちは!

北越金型WEB担当のこば です。

今回は、トランギアのメスティンにピタリと嵌まる蓋型鉄板、ロックパン(S)を発売して以降、度々頂いていた、ラージメスティン対応のロックパンは発売しないのか?という問い合わせに対する、回答記事になります。


上記のように、個別でお問い合わせを頂いた方には既にお伝えしている内容であり、当社のYouTubeチャンネルやインスタグラムを定期的にチェックして頂いている方にとってもご存知の内容かもしれませんが、よろしければ覗いていってくださいませ!

ロックパン(L)は試作まで完了

ラージメスティン対応のロックパン(L)、実は試作まで完了しております

ご覧の通り!

あくまで試作ですので、黒皮鉄板は使用していません。

一番安い鉄材を使用しました(笑) 試作ということで錆対策を何もやっていないので、若干錆びてますね…(梅雨ですし。。。)

また、曲げ加工ではなく、機械を使用した削りだし(切削加工)で行っています。
(3Dプリンターの造形をプログラムに落とし込んだ感じです)

ですので、先端が平になっているドリル(仕上げで使うやつ)の跡がくっきりと残っております。
(当然、商品にはドリルは使用しませんので、こういった跡はつきません。ご安心下さい)


この試作品を元にして、金型を製作していきます。


ということで、現在(2021年7月上旬)はその金型の製作中でございます。

YouTubeにて金型製作の(マニアック過ぎる)動画を公開しておりますので、気になる方はチェックしてみて下さい!

というか、載せちゃいます!(笑)




正直、この金型の製作(材料切り出し、切削、組み立て)に一番時間がかかりますのでここからが正念場といったところですが、皆さまの元にいち早くお届けできるよう、頑張っております!


皆さまにとって一番気になっているのが、いつから予約を開始するのかという事だと思いますが、恐らく、金型が完成し試作をしてみて、これでいける!となった場合に初めて予約を受け付けることが出来るようになるかと思います。


金型での試作は、曲げ加工(絞り加工とも言います)が絡む為、最初の試作とは違い、細かな調整が必要となる工程です。


絞り加工はプレス加工の中でも一番難しいとされる加工方法で、本当に様々な要因が複雑に絡み、何度も試作を重ねて初めて正解に辿り着くことが出来るものになる為、単純に時間がかかります


納得した商品を発売できるよう、完璧な調整をしたいと思いますので、もう少々お時間を頂戴いたします。

ロックパン(S)との違い

ちょうど近くにロックパン(S)の撮影用サンプルがありましたので、比較撮影してみました。

こんな感じです。

やっぱり全然違いますね(笑)

一応、縁の深さもロックパン(L)の方が深くなっています。

分かりづらいですね…

数値にすると3㎜ほどロックパン(L)の方が高くなっている感じでしょうか。


まあ、あくまで試作段階ですので、この数値が変動する可能性は十分にございます


あと、近くにロックパン(SC)の撮影用サンプルもありましたので、比較してみました。


こちらです!

比較というか、ただ乗せただけになっちゃってますが…(笑)

ロックパン(SC)の直径が143㎜ですので、それよりは若干小さくなるのかなといった感じですね。

トランギアのラージメスティンをお持ちの方はそれで想像できるかとは思うのですが、個人的に商品同士の比較をしてみたかったので、乗せてしまいました。。


まとめ

という事で、ロックパン(L)の発売に関する記事ではなく申し訳ありませんが、お待ちのお客様に少しでもロックパン(L)の現状を知って頂ければと思い、記事にしてみた次第でございます。


それまでは、もう少しで発売いたしますシェラカップ対応の黒皮鉄板、ロックパン(SC)及び、ロックパン(S)をご使用頂ければと思います。


尚、Milicampのラージメスティンもございまして、当初は追加工等により、そちらにも対応予定だったのですが、大きさを比較したところ20㎜も違いがありました為、泣く泣くトランギア製のラージメスティンのみとなりました。


Milicampユーザーの皆様すみません!

ですが、縁が上がったタイプの鉄板がほとんど出回っていないので、ラージメスティンの蓋という意味ではトランギアのみの対応になりますが、単純に鉄板という意味では、色々な使い方ができるのではないかと思います。


それでは、予約販売開始までしばらくお待ちください!

よろしくお願い申し上げます!